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羽生善治棋聖5連覇 大山康晴を超えた!王位の実力はいかに。えっ羽生ってチェスもやるの? [ニュース]

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羽生善治棋聖(41)=王位=に中村太地(たいち)六段(24)が挑戦した将棋タイトル戦「第83期棋聖位決定五番勝負」(産経新聞社主催)の第3局が5日行われ、先手の羽生棋聖が勝って5連覇を達成した。通算タイトル獲得数を81期とし、不世出の大棋士といわれた故大山康晴十五世名人(1923~92年)と並んでいた最多記録を更新し単独1位に。将棋の申し子の“天才”が大記録樹立だ。

歴史的な瞬間だった。羽生棋聖が、日本ハムの斎藤佑樹投手と早実高時代に同期だった新進気鋭の中村六段を退け、タイトル獲得通算81期の新記録達成だ。

 「終わったばかりなので、まだ実感がわかないのですが、新記録を達成できて素直に良かったと思います。81という将棋盤のマス目と同じ数で、縁起がいいかなと思います」

 5日午前9時から島根県江津市の有福温泉「旅館 ぬしや」で行われた第3局。午後6時33分、77手で羽生棋聖が勝った。3連勝で5連覇達成。持ち時間各4時間で残りは羽生棋聖が15分、中村六段が1分だった。

 1985年、史上3人目の中学生棋士に。19歳で初タイトルの竜王を獲得して以来、「羽生マジック」と呼ばれる終盤の強さで歴史を刻んできた。95年には、史上初の全7冠制覇。昨年9月に王位を奪い、故大山康晴十五世名人の持つ史上1位の通算80期に並んだ。大山氏といえば、鬼才の故升田幸三氏らと名勝負を演じた“昭和の大名人”だ。

 しかし、“天才”羽生棋聖にも「あと一つ」が遠かった。王位奪取直後には20連覇の懸かった王座戦の防衛に失敗。今年4月開幕の名人戦では、同じ“羽生世代”の森内俊之名人にはね返された。だが、棋聖戦で中村六段を圧倒した。

 現役時代にA級順位戦などで計29局戦った中原誠十六世名人は「(故大山十五世名人の)80期という数字は大記録ですから、まさかこの記録が塗り替えられようとは思いもしませんでした」と驚きを隠さなかった。

◆昭和の大名人

 故大山康晴氏は1923年、岡山県河内町(現・倉敷市)出身。将棋は5歳のころ覚え、12歳で木見金治郎九段に入門。名人、十段、王位、棋聖、王将で5つの永世称号を持つ。棋戦優勝44回と通算1433勝は歴代1位。59年に全冠制覇(三冠)、60年の王位戦創設と同時に四冠。62年に棋聖戦ができると五冠王となり、64年まで保持。76年、現役中に十五世名人となる。77年、将棋連盟会長に就任したが、現役で活躍。84年に肝臓がんを患うが翌85年にA級へと復帰。63歳で名人位挑戦権を得た。

◆羽生善治という男

 埼玉県所沢市出身で両親と妹の4人家族で育った。生年月日による星座はてんびん座で血液型はAB型。10代のころにアガサ・クリスティ-の「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」を読むなど、読書好きで知られる。愛読書は三浦綾子さんの小説「氷点」で、移動中も読書することが多い。散歩も大好きで、対局で訪れた各地では、気持ちを落ち着かせる意味からも散歩に出かける。1996年、NHK連続テレビ小説でヒロインを務めたアイドル、畠田理恵さんと結婚した。チェスもたしなむが、その腕前は国内屈指と評され、海外大会に出場するほど。好物はソバ。

【SANSPO.COM】羽生2冠が大山康晴超え!81期歴代1位/将棋
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